2026-02-24

最終チェックポイント

/// 傍受記録 — 作戦指令室 ///

日付: [編集済]

セクター: 中央ヨーロッパ / プラハ

優先度: ALPHA

記録1: 識別

分析官: 長官、二つのセクターで同時に動きがあります。

分析官: プラハ — 対象が未知の人物と接触。ローマ — 同一のシグネチャー、ただし対象は移動中。

部長: プラハを映せ。

[画面: 旧市街のカフェ。テーブルに座る女性。カメラに背を向けている。]

部長: 拡大。

[間。女性が顔を向ける。横顔。]

部長: ……なんてこった。

分析官: 長官?

部長: エマージェンスだ。リザ・エマージェンス。

分析官: 一緒にいるのは誰だ?

[カメラが移動。向かいの男性。レザージャケット。周囲を警戒中。]

部長: これは……ボーンだ。

記録2: 音声解析

[品質: 低。音源: 指向性マイク。距離: 約40m]

— 君は俺を覚えていない。でも、俺は君だとわかった。

— どうやって?

— 近づいた時、君はペンを取った。書くためじゃなかった。

[間。4秒。]

— 私……気づかなかった。

— 誰も気づかない。同じことをする者以外は。

[雑音。カップの音。不明瞭 約10秒。]

— これは君のものだ。セーフハウスで見つけた。ベルリンで。

— それには何が?

— わからない。でもラベルには君の筆跡がある。

[間。7秒。]

— LAST_CHECKPOINT……

— 君は自分のために書いたんだ。その後で。

— 覚えていない。

— なら、それが効いているってことだ。

記録3: 接触の終了

— 君は病気じゃない。ただ忘れているだけだ。俺と同じように。

— それで、どうしてるの?

— 全部記録している。毎回。記憶に頼らない。

— それでうまくいってる?

— 未来の君が過去の自分に書き送る。それが生き残る唯一の方法なこともある。

[男性が立ち上がる。テーブルに金を置く。]

— 手は頭が忘れたことを覚えている。それを忘れるな。

[去る。女性は手の中のUSBメモリを見つめる。]

/// 記録終了 ///

対象ステータス:

• EMERGENCE — 旧市街広場の群衆に紛れてロスト

• BOURNE — 未発見

推奨: 監視継続。接触は行わない。

「未来の君が過去の自分に書き送る。」

プラハ。カフェ。二人。

第一部 全三部。作戦AUTONOM。

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